親密な間柄でのソーシャルサポート:自主的な関係の役割

2017/06/07 8:38 に 浦勇希 が投稿
Brian P. Don, Matthew D. Hammond.(2017). Social Support in Intimate Relationships: The Role of Relationship AutonomyPersonality and Social Psychology Bulletin1–13

要約
 これまで行われてきた親密な関係における効果的な相互サポートの調査では、よく人々がどのようなサポートを求めているのかよりもサポートの仕方について焦点が当てられてきている。
 この研究では、相互サポートでも自主的な関係(本心で、そして自己決定的な関係の動機)の違いがカップルの行動と結果にどのような違いをもたらすのかについて調査している。
 結果として、パートナーにサポートを求める人(シーカー)の動機と行動が、効果的な相互サポートの主な要因であった。高い自主性を持ったシーカーは、より直接的で、かつポジティブな方法でサポートを求める傾向があり、その結果、パートナーからの感情的、情報的、具体的なサポートをより高いレベルで促進していた。
 シーカーとサポートを行う人(プロバイダー)の関係の自主性は、相互作用をより支援的だと近くするというような、行動にかかわらず主観的なより良い経験を示唆していた。
 これらの結果は、関係の自主性がサポートを求める行動を経由してどのように関係のウェルビーイング、また重要な関係の相互作用の肯定的な解釈と経験を促進するのかを示している。


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