ログインとゾーンアウト:ラップトップのインターネット利用が学習にどのように関連するか

2017/05/03 2:23 に 浦勇希 が投稿
Susan M. Ravizza, Mitchell G. Uitvlugt, and Kimberly M. Fenn(2017) Logged In and Zoned Out: How Laptop Internet Use Relates to Classroom Learning Psychological Science 28(2),171-180


※ゾーンアウト:集中力が切れる、居眠りをする、ぼーっとする
 ラップトップ:コンピュータの種類の1つ。ラップトップ≒ノートパソコン。ここではラップトップをノートパソコンと置き換えてます。

 ノートパソコンは大学の講義に広く普及している。ノートパソコンは有用性が高いが、一方で気をそらし、誘惑するものである。
 この研究では、授業に関係のある目的と関係のない目的でのインターネット利用と、授業のパフォーマンスの関係性を明らかにした。調査は心理学入門の講義に登録されている学生を対象に行われ、最終的に84人からデータが得られている。調査に同意をした学生は、全15回の授業中のインターネット上での活動を、プロキシサーバーにログインすることでモニターされる仕組みになっている。
 また、ネットの活動について自己申告をしてもらった他、モニターすることで客観的にインターネット利用の時間、頻度、履歴を測定している。その測定に加え、講義における知能、モチベーション、関心といったものがインターネット利用とパフォーマンスの関係性を説明する材料になるかどうかを評価している。(講義における知能として、期末試験の成績、大学入学時点で行われるテストの成績を用いている)
 その結果、授業に関係のない目的でのインターネット利用は多くなされ、これはパフォーマンスと負の関連があった。また、授業に関係のある目的でのインターネット利用とパフォーマンスの向上には関連が存在していなかった。

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