スパイシーフード嗜好と攻撃性

2017/07/06 2:14 に Asako Miura が投稿
Batra, R. K., Ghoshal, T., & Raghunathan, R. (2017). You are what you eat: An empirical investigation of the relationship between spicy food and aggressive cognition. Journal of Experimental Social Psychology, 71, 42-48.

よく「何を食べているかでどんなやつか分かる」と言われる.食べ物にはその人の特徴があらわれるということだ.ということは,スパイシーな食べ物を食べると攻撃性が増すのではないか.しかしこれを実証した研究はないので,してみた.

研究1
自己報告によるスパイシーフードを食べる習慣と特性的な攻撃性について尋ね,関連性を検討した.共変量の影響を加味しても,有意な正の相関があった.

研究2
3つの互いに無関連な研究と称して,(1)トルティーヤチップス(プレーン/ハバネロソース2滴投下)を食べて味を評価する,(2)単語完成課題で攻撃的な単語(例えばH_T→HITなど)を作る数,(3)なんとなく攻撃的な行動をする主人公の登場するヴィネットを読んでその攻撃の意図性を評定させる,をすると,スパイシーなチップスを食べた群で,攻撃的な単語を作る数も攻撃性の意図評定も高い.

研究3
食べなくても画像を見ただけで/単語に接しただけで実験2と同様の効果が生じるかどうかを検討.生じた+画像の方が効果が大きかった.ちなみにスパイシーじゃない食べ物画像2つのうち1つは素うどんでした.

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