Twitterでの自己表現は割とポジティブに,まずまず正確に受け取られてる

2017/06/01 2:46 に Asako Miura が投稿
Orehek, E., & Human, L. J. (2017).
Personality and Social Psychology Bulletin, 43(1), 60-70.
DOI: 10.1177/0146167216675332

自己表現の価値は常に高い.そして,人々は自分自身をポジティブに,そして正確に表現するためのプラットフォームとしてソーシャルメディアに頼るようになっている.われわれは,Twitterにおける自己表現が,ポジティブで正確な社会的知覚を引き出すかどうかを検証した.11名の評定者が128名の対象人物の衝動性,セルフエスティーム,愛着スタイルについて,「当該人物の最近の10ツイート」だけを手がかりにして評定した.対象人物はおおむね「ごくふつう」だと思われており,自己と他者の一致度も高かったので,ポジティブで正確な自己知覚が行われていることが示された.どの程度ポジティブ/正確に対象が知覚されるかには個人差もあり,探索的な分析の結果,それはポジティブ情動語の使用や自己vs他者焦点といったツイートの言葉遣いの違いに部分的に起因する可能性があることが示された.本研究により,ソーシャルメディア上の自己表現はポジティブかつ正確な知覚を引き出していることを示すとともに,そういう知覚がどのように「キュレート」(必要な情報をたくさんの情報源から収集、整理、要約、公開(共有)すること)されているかに光を当てることができた.

128名の大学生に直近10ツイートの提供+衝動性,セルフエスティーム,愛着スタイルの自己評定を求め,11名の評定者はその10ツイートを見てツイ主の衝動性,セルフエスティーム,愛着スタイルを評定した.それらの正確さとポジティブ度を検証し,さらには何がそれらを規定しているのかをツイート本文に用いられている語のLIWCによる計量から明らかにした.

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