06/08

2015/06/15 0:48 に Saki Nakamura が投稿
【中村】
Hafner, R. J., White, M. P., & Handley, S. J. (2012).
Journal of Experimental Social Psychology, 48, 28-36.
ヘッドライン:「あっちにしておけばよかった」という思考が自分の選んだことに対する満足感を低くする。

【田渕さん】
Zaal, M. P., Laar, C. V., Stahl, T., Ellemers, N., & Derks, B. (2015)
European Journal of Social Psychology, Article first published online: 21 MAY, doi: 10.1002/ejsp.2109
ヘッドライン:集団と個人の目指す目標が違う状況下では,促進的な人たちは,集団の目標よりも個人の目標をより追い求める。

【村山さん】
Szekely, R. D., Opre, A., & Miu, A. C. (2015). 
Personality and Individual Differences, 79, 104–109. doi:10.1016/j.paid.2015.01.036
ヘッドライン:宗教性の高さは道徳ジレンマに対する義務的な判断やネガティブな感情経験と関連。

☆コメント☆
【中村】 選択肢が多くなると満足感が低くなったり,「あとで変えることができますよ」と言われた場合に満足感が低くなることについて,別の選択肢をとった場合のことを考えることが満足感が低くすることを示した論文です。絵描き道具を選ばせ,実際に絵を描いて,その後に選んだ道具に対する満足感を聞いていたのですが,その時のパフォーマンスもとっておいた方が良かったのでは,という話になりました。

【田渕さん】 制御焦点理論のこれまでの研究では,促進=ポジティブという風潮でしたが,この論文では集団の目標よりも個人の利益を追求してしまう,といった促進のネガティブ面に関する論文です。実際に,個人の利益を追求すると集団にネガティブな影響を与える課題を用いてみるのもいいかもしれないという話になりました。

【村山さん】 これまでのような抽象的な聞き方ではなく,個人に焦点を当てた聞き方で,宗教性と道徳判断やそれに付随する感情を検討した論文です。パーソナリティ系の雑誌なので,宗教性を多面的に測定しているところが,この論文のいいところなのかな……………という話になりました。
Comments