07/06

2015/07/09 22:54 に Saki Nakamura が投稿   [ 2015/07/12 18:37 に更新しました ]
【中村】
Fennis, B. M., & Stel, M. (2011).
Journal of Experimental Social Psychology, 47, 806–810.
ヘッドライン:DITFでは熱心な感じで、DTRでは慎重な感じで説得するべし。

【田渕さん】
Boehm, J. K., Winning, A., Segerstrom, S., & Kubzansky, L. D. (2015).
Psychological Science (ahead-of-print), 1-8. DOI: 10.1177/0956797615581491
ヘッドライン:人生満足度が低くてぐらぐらしている人は死亡リスクが高い。

【村山さん】
Hafer, C. L., & Rubel, A. N.  (2015).
Personality and Individual Differences, 75, 121–124. doi:10.1016/j.paid.2014.11.006
ヘッドライン:向社会的な傾向があるときに限って、長期目標焦点と公正世界信念が関連する。


☆コメント☆
【中村】 この研究はこれまでの制御焦点理論に基づく説得研究とことなり、「説得方略(言語)」と「説得中の振る舞い(非言語)」という説得者の要因の中での一致・不一致焦点を当てていました。言語と非言語のパターンが一致している方が良いというのは当たり前な気がしますが、話す内容によって動きを変えた方が説得力が増すというのは政治場面でも使えそう。「100ユーロ¢。つまり1ユーロです」というだけで説得されるというDTRテクニックとはいったい…

【田渕さん】 大規模調査でありながら、その個人を死ぬまで追跡したデータというのがすごかったです。日本ではまだそのようなデータがなかったり,あっても公開してもらえない体制なので、自由に使えて羨ましい。「お宅の○○さん、いつごろお亡くなりになりましたか?」というようなことを聞いても答えてくれるのは、世帯レベルで調査に協力しているというのが大きいのだろうか…。

【村山さん】 公正世界信念の個人差に注目した論文。PIDが個人差に注目した雑誌であるからなのか、この論文では「長期目標に焦点が当たると公正世界信念を維持しようとする」という流れで書かれていた。公正世界信念が強いから長期目標を維持できるというお話のほうがしっくりくるのではとの話になりました。
Comments