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2015/10/05 2:08 に Saki Nakamura が投稿
【中村】
Mannetti, L., Brizi, A., Giacomantonio, M., & Higgins, E. T. (2013).
PLOS ONE, 8(10), e77040. doi:10.1371/journal.pone.0077040
ヘッドライン:個人の焦点とメッセージのフレームの一致が説得に及ぼす影響について、政治的トピックを用いて検討。

【村山さん】
Mazar, N., & Hawkins, S. A. (2015).
Journal of Experimental Social Psychology, 59, 113–117. doi:10.1016/j.jesp.2015.04.004
ヘッドライン:何も手を下さずに不正できてしまうと、不正率も高いし心理的な負担も小さい。

☆コメント☆
【中村】 これまでも制御焦点理論に基づいた説得研究はたくさんあるが、この研究では政治的メッセージを用いていた。研究1では、顕在的態度と潜在的態度の両方を測定していたのに対し、研究2では顕在的態度のみ(研究1では説得の効果がなかった)を測定していたり、研究1と2で扱うトピックの選定方法も不明瞭な点が多い。この論文もそうですが、制御焦点理論に基づいた説得研究では、事前態度を測定していないものが多い気がします。

【村山さん】 何もしなかったら不正…というような状況の方が、心理的負担が少なく不正が生じやすいことを、行為バイアスに基づいて検討した論文。タックスリターンとか保険の申告漏れをこの論文で説明できるのではないかとのことでした。
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