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2015/11/15 23:31 に Saki Nakamura が投稿
【中村】
Mussweiler, T., & Posten, A. C. (2012).
Cognition, 122(2), 236-240. doi:10.1016/j.cognition.2011.10.005
ヘッドライン:比べて考えることが、自分の判断の確信度を増加させる

【田渕さん】
Hashimoto, H., Mifune, N., & Yamagishi, T. (2014). 
Letters on Evolutionary Behavioral Science, 5(2), 17-20. doi: 10.5178/lebs.2014.31.
ヘッドライン:一見利他的に見える行動は,同集団から「悪い評価を受けたくない」という動機によるところが大きい

【三浦先生】
Ishiguro, I. (2016). 
Social Networks, 44, 219-225.
ヘッドライン:理論的にはあまり新しいネタはありませんが、ネットワークの中心でも周辺でも、外向性の効果は似たようになるという分析になりました。当初予定していませんでしたが、レフェリーを説得するために必要になり。あとは、neuroticismの効果も出しています。お楽しみください。

☆コメント☆
【中村】 比べて考えるようになるためのプライミングとして、絵を半分に折って、その左右での相違点を書きだすという方法を用いていた。このプライミングの後に、基準と比較するような判断課題において確信度が増すというものであった。説得メッセージについても、図表を使って比較できるようにした方が、言葉を羅列するよりも、受け手の態度の確信度が高くなりそう。

【田渕さん】 先行研究(Dana, Cain, & Dawes, 2006)の追試論文。文化的に考えると日本人の方が「悪く思われたくない」ことによる利他行動は多くなりそうだが、先行研究(欧米サンプル)とほぼ同じ結果とのこと。他者から悪い評価を受けたくないというのが、判断時の目の効果と関連するのかという話になりました。

【三浦先生】 分位点回帰がどういうものに使えるかどうかという話になりました。発言量と会話の有意義感の関連とかも、発言量は右側の裾が長くなる分布でかつ、中央値の左右で会話の有意義感の関連が異なりそうなので、分位点回帰が使えるのかなと思いました。
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