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2015/11/15 18:19 に Aya Murayama が投稿
【中村さん】
Hong, J. & Chang, H. H.    (2015). “I” Follow My Heart and “We” Rely on Reasons: The Impact of Self-Construal on Reliance on Feelings versus Reasons in Decision Making.    Journal of Consumer Research, 41, 1392-1411.
ヘッドライン:自分のものは見た目を、みんなのものは中身を重視して選ぶ。

アパートA(認知的特性が優れている)とアパートB(感情的特性が優れている)のどちらを選ぶかという課題が使用されていたが、それぞれのアパートが本当に認知的特性や感情的特性という点において差異があるのかという問題について議論した。また、相互協調的自己感や相互独立的自己感に関する議論がやや古臭い印象だった。

【田渕さん】
Coman, A., & Berry, J. N.  (2015). Infectious Cognition: Risk Perception Affects Socially Shared Retrieval-Induced Forgetting of Medical Information. Psychological Science, in press.
ヘッドライン:ある病気に対してリスクが高いと知覚すると,検索誘導性忘却(その病気について学習した情報と同じカテゴリーの情報を忘れてしまう)が起こる。

検索誘導性忘却という概念をイマイチ理解できないが、言われてみればそんなこともありえるのかもしれない。認知資源の配分の問題だと思うが、「忘却」という事態が発生するのが興味深かった。

【村山】
Harber, K. D., Podolski, P., & Williams, C. H.     (2015).    Emotional Disclosure and Victim Blaming. Emotion, 15(1), 109.
ヘッドライン:感情の開示によって被害者非難を予防できる。

ペネベーカーさんのお弟子さんによる論文のようだった。感情の開示によって1週間後の被害者非難の程度が下がる、という結果だった。たとえ開示させた感情に被害者を非難するような内容が多く含まれていたとしても、長期的なネガティブな影響を低減させるということであればありなのかなぁと思った。




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