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2014/12/02 0:20 に Saki Nakamura が投稿
【中村】
Huang, Y., Kendrick, K. M., and Yu, R. (2014).
Psychological Science, 25,1388–1393. DOI: 10.1177/0956797614532104
ヘッドライン:仲間の意見への同調は3日しか続かない。

【田渕さん】
Thomas, S., & Kunzmann, U. (2013). 
Journals of Gerontology, Series B: Psychological Sciences and Social Sciences, 69(6), 897–905, doi:10.1093/geronb/gbt076.
ヘッドライン:課題解決で知恵が発揮できるかどうかは,年齢というより本人の日ごろの経験による

*コメント*
【中村】
仲間への同調効果がいつまで続くかを,顔の魅力度評定を用いて検討した実験です。結果はタイトル通り。しかし,仲間の評価が自分の評価から-3~+3の範囲で示されるプログラムによって,ずっと評定が高い人or低い人と真ん中くらいの人では,同調の影響が異なるのではないかという話になりました。このように最初の評定が極端になるのを防ぐために,顔写真の魅力度が真ん中にくらいになるような刺激を用いて検討するなどの工夫が必要かもしれない。

【田渕さん】
知恵は年齢によって発揮されやすくなるのではなく,いま抱えている問題だからこそ,あれこれ解決策が出てくるということを示した研究です。知恵が年齢と関係したりしなかったりするのは,「知恵」をどう測定するか,によるものではないか,という議論になりました。知恵の内容を評価するのは,評価の基準や評価をする人によっても違いが出てしまうので,そうではなく,知恵をアイデア数などの行動指標で測定するほうがいいのではという話になりました。


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