2014/4/7

2014/04/08 6:53 に Megumi Tabuchi が投稿   [ 2014/04/08 6:57 に更新しました ]

【中村さん】

Nicolas Fay *, Andrew C Page, Crystal Serfaty  (2010) Listeners influence speakers’ perceivedcommunication effectiveness. Journal of Experimental Social Psychology, 46, 689–692.

ヘッドライン:聞き手がいることで、意思疎通がうまくいったと過大評価してしまう。

【寺島くん】

Francis, G. (in press). The frequency of excess success for articles in Psychological Science. Psychonomic Bulletin & Review, published online before print 18 March.

ヘッドライン:Psychological Science誌の論文44報のうち82%に何らかのバイアスがある。

【田渕】

Littman-Ovadia, & Nir (2014). Looking forward to tomorrow: The buffering effect of a dailyoptimism intervention. The Journal of Positive Psychology, 9:2, 122-136,

ヘッドライン:楽観主義の介入をしたら,ポジティブ側面は上がらずネガティブ側面だけ低下した。もともと楽観的な人はもっと楽観的になった。

【三浦先生】

Earp, B. D., Everett, J. A., Madva, E. N., & Hamlin, J. K. (2014). Out, damnedspot: Can the “Macbeth Effect” be replicated?. Basic and Applied Social Psychology, 36(1), 91-98.

ヘッドライン:マクベス効果は再現されませんでした。


*コメント*

【中村さん】コミュニケーション時に聞き手がいることが、相手が曖昧文章をどれだけ理解しているかの評価に影響することを示した論文。聞き手の何が影響したのかについては、検討の余地あり。実験1本でJESPに載るということは、何かしらインパクトのある研究なんだろうなぁ…?ということが話題に。

【寺島君】

噂の論文。Psych. Sci.誌の951の論文のうち4つ以上実験を含み、各実験の検定力を推定できる論文を抽出して、TES(test for excess significance)を計算。これをお一人でざくざくと計算されたとは、恐るべしです。これを基準に考えるとずいぶんたくさんの論文が疑わしく…。こういう手の論文が流行ってきているのもなんだかなぁ、という話になりました。

【田渕】

ポジティブ心理学の雑誌から、楽観主義介入の効果を実証的に示そうとした論文。実証的に示そうとしたのはいいけれど、介入群と統制群の統制の方法が曖昧な部分がたくさんあって、むにゃむにゃしました。

【三浦先生】

倫理的正しさが脅威にさらされると、物理的清浄を求めるという効果を、イギリス人・アメリカ人・インド人のサンプルで試して、再現されなかったという論文。なぜイギリス人、なぜ実験2からはオンライン、という謎はあれど、「再現できなかったことを示す」ことは大切。しかし、いきなりシュレッダーにいれるとは、なかなかの悪…






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