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2015/03/01 16:07 に Aya Murayama が投稿
★中村さん
Waung, M., Hymes, R. W., & Beatty, J. E. (2014). The Effects of Video and Paper Resumes on Assessments of Personality, Applied Social Skills, Mental Capability, and  Resume Outcomes. Basic and Applied Social Psychology, 36, 238-251. DOI: 10.1080/01973533.2014.894477
ヘッドライン:ビデオの履歴書のほうが,紙の履歴書よりも厳しく見られる

★村山
Cascio, J., & Plant, E. A. (2015).  Prospective moral licensing: Does anticipating doing good later allow you to be bad now? Journal of Experimental Social Psychology 56, 110–116.
ヘッドライン:将来の道徳的な行動が予期されると、今現在不道徳な判断をするようになる。

★三浦先生
Berdahl, J. L., Uhlmann, E. L., & Bai, F. (2015). Win–win: Female and male athletes from more gender equal nations perform better in international sports competitions. Journal of Experimental Social Psychology, 56, 1-3.
ヘッドライン:ジェンダーギャップがなくなることは男女それぞれにとってよいことだ!
 
【コメント】
★中村さん
ビデオの履歴書のほうが特に非言語情報が多く含まれているため、社会的スキルの差がより顕著に出るのだろうなぁという、ある意味想定の範囲内の結果だった。自分の社会的スキルに自信があればビデオ履歴書を送りつけてもいいかもしれない。受け取ってもらえるかどうかは微妙だが。。。

★村山
道徳的ライセンシング研究の発展版という感じで、現時点で道徳的な活動に従事していなくても、将来すると決まっていたら不道徳な行動が生じやすくなるという結果だった。道徳的な振る舞いと宗教は非常に強く関連する(特にキリスト教圏においては)のだと思うが、日本人的な感覚だと「(神様に)見られてないと悪いことをしちゃう」という前提がイマイチしっくり来なくて、そのあたりは「感覚」ではなく将来的に国際比較の研究をしてみたい。

★三浦先生
ジェンダーギャップがない国ほど、オリンピックでの獲得メダル数が多いという研究。ポイントは、男性のメダル数も多くなっているという点にある。あらためて日本のジェンダーギャップ指標を眺めていると、こんなに下位なのかぁとため息が出た。自分自身は強くギャップを感じたことはないが、(幸せにも)感じる必要がなかったのか、ある意味気づかないレベルで内在化しているのか、よくわからない。いずれにせよ客観的な指標では男女差別の強い国なのだなぁと感じた。


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