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2015/06/17 19:54 に Megumi Tabuchi が投稿

【中村さん】

Clark, J. K. & Evans, A. T. (2014).

Source Credibility and Persuasion: The Role of Message Position in Self-Validation

Personality and Social Psychology Bulletin, 40(8), 1024–1036. DOI: 10.1177/0146167214534733

ヘッドライン:事前態度がネガティブだと,情報の信憑性が低い方が,確信度が高い。

 

【村山さん】

Okimoto, T. G., Wenzel, M., & Hornsey, M. J.  (2015). Apologies Demanded yet Devalued: Normative Dilution in the Age of Apology.      Journal of Experimental Social Psychology, 60, 133–136. doi:10.1016/j.jesp.2015.05.008

ヘッドライン:「謝罪の時代」には謝罪してもあまり意味がない。

 

【三浦先生】

Brandt, M. J., IJzerman, H., Dijksterhuis, A., Farach, F. J., Geller, J., Giner-Sorolla, R., ... & Van't Veer, A. (2014). The replication recipe: What makes for a convincing replication?. Journal of Experimental Social Psychology, 50, 217-224.

ヘッドライン:追試研究のレシピをどうぞ

 

*コメント

【中村さん】

説得を受ける側のもともとの態度がネガティブである場合に,信憑性が低くあやしい情報がくると,かえって自分の考えに対する確信度が高くなる,ということを3つの実験で示した研究。防衛動機や強化動機といった関連しそうな要因をひとつずつ加えながら,一貫した結果を出しているところがさすが,と思いました。moderated mediationモデルについての村山航さんご解説,再度読み直しました。

 

【村山さん】

「今は謝罪の時代ですよ」と言ってから「戦時中に日本人にひどい扱いを受けたオーストラリア捕虜への謝罪」に対する態度を測定すると,統制群よりも「日本人許さん」となる,という研究。規範的希釈効果は謝罪以外にもいろいろと当てはめられる考え方なので,面白かったです。しかし,おきもとさん,この実験の後,いろいろなフォローをどうやったんだろう…というお話になりました。

 

【三浦先生】

追試研究を行う際の注意点を,ざっと36点挙げてくれている報告研究。かなり詳しく書かれている印象で,追試研究をやるには欠かせないチェックリストになりそうでした。その後,三浦先生,小林先生,稲増先生のAgenda Settingの追試研究について,オリジナルとの比較のスライドを見せていただきました。オリジナルを遂行したご本人に報告されたときに,どういうコメントがあったのか気になります。稲増先生のぷれぜん模様も気になります。

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