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2015/06/30 23:14 に Aya Murayama が投稿
【三浦先生】
Chandler, J., Paolacci, G., Peer, E., Mueller, P., & Ratliff, K. A. (2015). Using Nonnaive Participants Can Reduce Effect Sizes. Psychological Science, 0956797615585115.
ヘッドライン:多頻度参加者は効果量を希薄化させる

【田渕さん】
Cesario, J. & Navarrete, C. D. (2014). Perceptual Bias in Threat Distance: The Critical Roles of In-Group Support and Target Evaluations in Defensive Threat Regulation. Social Psychological and Personality Science, 5(1), 12-17. DOI: 10.1177/1948550613485605
ヘッドライン:外集団に脅威を感じている人ほど,一人でいると,外集団をより「近く」に感じる。

【中村さん】
Tam, K-P. (2015).Are anthropomorphic persuasive appeals effective? The role of the recipient’s motivations British Journal of Social Psychology, 54, 187–200. DOI:10.1111/bjso.12076
ヘッドライン: 環境保全について,支配動機や愛着不安が高い人には擬人法を用いた説得が効果的。

★コメント★

【三浦先生】
沢山実験に参加している参加者によって効果量が希薄化されることを示した論文だった。数か月でおおむね効果量が回復(?)する印象だった。欧米の大学では心理学の授業をとっている学生に対して1学期の間に沢山実験を受けさせるような仕組みになっているので、特に問題になるのかなぁと思った。KGでは4年間の登録制にしているので少し違った結果になりそうだ。

【田渕さん】
実験で、「危険な場所」としてデトロイトを使用していた。また、外集団として黒人を設定したりと、あいかわらず実験の材料がすごい。日本ではなかなか追試などはできなさそうだ。ただ、アメリカでは明白な歴史として人種差別が存在しているので、そういう意味で扱いやすいのかもしれないという話をした。

【中村さん】
地球を擬人化して温暖化注意!というメッセージの説得性を高めていたが、大学生が描いたという擬人化された地球がなんともいえない味わい深さだった。台風や船に名前を付けるのも、ある種コントロール困難なものをコントロールしたいという人間の考えの表れだろうか、と思ったりした。


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