大規模な再現可能性検証プロジェクトやったった!

2014/06/23 15:38 に Asako Miura が投稿
Klein, R. A. et al. (2014). Investigating variation in replicability. Social Psychology, 45(3), 142–152. DOI: 10.1027/1864-9335/a000178

追試は科学の最も重要な教義だが,心理学では直接的追試はめったにない.本研究は,13の古典/近年の研究で得られた効果について, 36の独立したサンプル(参加者総数6,344名)による追試を行い,再現可能性のバリエーションを検証したものである.集約すると,10つの効果は一貫して再現された.「接触を想像すると偏見が減少する」効果の再現可能性は支持が弱く,「旗のプライミングが保守性に影響する」と「お金のプライミングがシステム正当化に影響する」については再現されなかった.実験室実験 vs オンラインか,US vs 国際サンプルかといった条件が効果の程度を予測するかどうかを比較したが,概して予測しなかった.サンプルの効果が小さかったという結果は,追試は効果を検証するために用いられたサンプルやセッティングよりも効果そのものに依存していることを示唆している.

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