ネット依存者はネットに接触すると気分が悪くなるのにそれを回復させるためにまたネットに接触する.これを悪循環と言わずしてなんぞ.

2015/03/26 22:04 に Asako Miura が投稿
Romano, M., Osborne, L. A., Truzoli, R., & Reed, P. (2013). Differential psychological impact of internet exposure on internet addicts. PloS one, 8(2), e55162.

本研究では,インターネット接触が気分と心理的状態に及ぼす「直後の」効果について,インターネット依存者と利用程度の低い者とで比較検討した.参加者は心理テストバッテリーを与えられ,インターネット依存の程度,気分,不安,抑うつ,分裂傾向,自閉傾向のレベルを測定された.その後彼らは15分間インターネットに接触し,再度気分と現在の不安レベルが測定された.インターネット依存は長期的抑うつ,衝動的非同調傾向,自閉傾向と関連していた.インターネットを利用する程度の高い人々はそうでない人と比べるとインターネット利用後に気分が低下していた.インターネット依存者の気分におよぼすインターネット接触直後のネガティブな効果は,そのよくない気分をなんとかしようとするかれらをさらなるインターネット利用に向かわせ,結果的に依存状況を作り出しているのかもしれない.
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