オンライン研究でIMCを使うと思考課題のパフォーマンスを向上させることができる.ただし,本課題の前に実施するべき

2016/04/02 22:09 に Asako Miura が投稿

IMCはオンライン研究で不注意な参加者を特定するためのポピュラーなツールになった.IMCの機能は不注意な参加者を誤答に導くことをたくらむことにある.しかし,より対話的観点から見れば,この質問は研究者が参加者との会話に加わるようなもので,IMCは参加者に「言外の意味があるんですよ」と伝えて,後続のトリッキーに見える質問群に騙されないような系統だった思考を促すことができる可能性がある.2つのオンライン研究で,参加者はIMC実施前後いずれかに単純な課題に回答した.予測通り,課題の前にIMCに回答すると,系統だった思考をした方がよい課題(「認知的熟慮性テストCRT(研究1)」と「確率的推論課題(研究2)」のパフォーマンスを向上させた.IMCは単に注意を計測するだけではなく注意を変えることができる課題であり,オンライン研究で利用する価値がある.

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