人の幸福感は自己報告だと保守>リベラルだが,表出だとリベラル>保守

2015/04/11 16:17 に Asako Miura が投稿

Wojcik, S. P., Hovasapian, A., Graham, J., Motyl, M., & Ditto, P. H. (2015). Conservatives report, but liberals display, greater happiness. Science, 347(6227), 1243-1246.

政治的に保守の人はリベラルの人よりも幸せであることを示唆する研究はもっぱら主観的ウェルビーイングの自己報告測定に依拠してきた.我々はこの知見が保守主義者のもつ自己報告における自己高揚スタイルによって完全に媒介されることを示し(Study 1; N=1433),さらに,3つの「ビッグデータ」にもとづく研究によって幸福感に関連する行動におけるリベラルと保守の違いを評価した(Study2-4, N=4936).保守主義者に比べて,リベラル主義者はより頻繁にポジティ慕情動語をスピーチに用い,また写真においてよりはっきりとした「真の」笑顔を見せていた.こうした知見はオンライン調査モニタ,アメリカの政治家,ツイッター利用者,LinkedIn利用者において一貫しており,政治的イデオロギーと自己高揚,そして幸福感の「微妙な」関係を描き出すものであると共に,幸福感の表し方の違いには行動と自己報告で矛盾があることを示してもいた.

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