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心理科学各論B・ゲスト講義 『社会心理学と犯罪予防』

2016/05/18 16:26 に Asako Miura が投稿   [ 2016/05/25 17:46 に更新しました ]
6月28日に,科学警察研究所の島田貴仁先生をお招きして,ゲスト講義をしていただきます.
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心理科学各論B・ゲスト講義
『社会心理学と犯罪予防』
島田貴仁先生(科学警察研究所)
6月28日(火)11:10~12:40 C号館103教室

犯罪・非行に対する社会の関心は、新聞やテレビでの報道が典型例であるように、加害者の生育歴や性格に向きがちです。しかし、犯罪や非行を理解し、犯罪被害を防ぐためには、加害者・被害者の双方を合理的な行動主体としてとらえる社会心理学の視点が有用です。
このため、今回のトークでは、社会心理学の視点からの犯罪被害防止の研究について、2つの研究例を紹介します。ひとつめは、ストーカー事案における加害者・被害者の相互作用に関する分析結果です。ふたつめは、説得的コミュニケーションを利用した、窃盗や性犯罪に対する潜在被害者の予防行動を促進するための社会実験です。これらの研究結果は、警察や行政における犯罪予防実務で活用されています。
警察、裁判所、刑務所(少年院)といった刑事司法機関の中では、大学や大学院で心理学を修めた専門家が、その専門性を生かして仕事をしていますが、仕事の内容は十分に知られているとはいえません。このため、今回のトークでは、刑事司法における心理学専門職の職域についても簡単に紹介して質疑応答を行いたいと思います。学生のみなさんがキャリアを考える一助になれば幸いです。

島田貴仁先生・プロフィール
科学警察研究所 犯罪行動科学部 犯罪予防研究室 室長
1996年大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了。2005年カーネギーメロン大学公共政策経営研究科(犯罪政策専攻)修了。1997年から科学警察研究所で勤務。2011年より現職。犯罪の未然防止の立場から、アンケート調査や統計データを用いた犯罪被害に関する研究や、実験法による各種犯罪対策の研究を行っている。

科目受講者以外の聴講申込を受け付けます.関西学院大学の学生であれば,学部や学年等は問いません(※ただし,当該コマに正規に受講する科目のある人は,申し込むことができません).希望者は前日までに担当教員・三浦(asarin@kwansei.ac.jp)にメイルで(1)お名前,(2)学部と学年をご連絡下さい.ただし教室定員がありますので,先着順で30名に達した時点で募集を打ち切ります.

※講義(質疑応答部分を除く)は,録画したものを後日公開します.
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