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論文採択

2015/04/02 1:46 に Asako Miura が投稿   [ 2015/04/02 2:21 に更新しました ]
以下の論文が『社会心理学研究』に掲載されることが決まりました.

三浦麻子・小林哲郎 (2015; in press). オンライン調査モニタのSatisficeはいかに実証的知見を毀損するか 社会心理学研究, 31(2).

Webを用いたオンライン調査回答に際するモニタの行動について、Satisfice(協力者が調査に際して応分の注意資源を割こうとしない回答行動)に注目して実験的に検討した。まず、Satisfice傾向がどの程度特性依存的なのかを検討した.ニュース映像を模した動画刺激への接触を要するオンライン調査場面で、個人の映像視聴時間を測定したところ、先行研究(三浦・小林, in press)で尺度項目を読み飛ばしていた回答者において映像を正しく視聴しない「見飛ばし」Satisficeをするケースが高い比率で見られた。さらに、実験的操作を含むオンライン調査におけるSatisficeが実証的知見の導出に及ぼす影響について、議題設定効果とメディア・プライミング効果を用いて検討した。いずれについても「見飛ばし」Satisficeをした協力者のデータが実証的知見を毀損する方向に働く可能性が示された。

キーワード:オンライン調査、Satisfice、議題設定効果、メディア・プライミング効果

第1研究に引き続きオンライン調査モニタのSatisficeについて実験的手法で検討した論文であるとともに,日本では数少ないメディアの議題設定効果・プライミング効果の再現実験にもなっています.
内容に関するお問い合わせ,論文の閲覧希望などは,個人的にお受けします.お気軽にメイルください.
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