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論文採録決定(日本世代間交流学会誌)

2013/03/03 19:21 に Asako Miura が投稿   [ 2013/03/03 19:22 に更新しました ]
博士研究員の田渕恵さんを筆頭著者とする下記の論文が,日本世代間交流学会の学会誌「日本世代間交流学会誌」に掲載されることが決まりました.
本研究は,田渕さんが大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学講座に在学中に実施した調査に基づくものです.
現在は,応用心理科学研究センターでこの知見を実験的に検証するプロジェクトに取り組んでいます.

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田渕恵・三浦麻子・中川威・権藤恭之 (in press)
高齢者における世代性(Generativity)と次世代との関わり行動の因果関係-性差に着目した検討-
日本世代間交流学会誌

本研究では、中年期以降の心理発達課題である世代性と、次世代との関わり行動との因果関係を明らかにすることを目的とした。因果分析を行うため、1年間のスパンを設けた2時点パネル調査を行った。対象者は高齢者400名(男性244名、女性156名)であり、平均年齢は71.92歳(SD=12.03)であった。交差遅れ効果モデルにおける多母集団同時分析を行った結果、男性では世代性と行動の双方向からのパスが有意となる循環モデルが示された。一方女性では、行動から世代性へのパスのみが有意となった。男女ともに次世代との関わり行動から世代性への影響が示されたことから、世代間交流行動の機会を作ることで世代性発達を促進しうるという可能性、そして世代性の発達が世代間交流行動の効果として位置づけられうる可能性が示された。
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論文の詳しい内容は,田渕さん(m.tabuchi (at) kwansei.ac.jp)にお問い合わせください.
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