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論文採録決定(社会心理学研究)

2012/05/11 15:31 に Asako Miura が投稿
三浦ゼミ/応用心理科学研究センター(CAPS)の博士研究員の村山綾さんを第一著者(かつCorresponding author)とする論文が,日本社会心理学会の論文誌「社会心理学研究」に掲載されることが決定しました.2012年8月刊行予定の28巻1号に掲載の予定です.論文の詳しい内容については,村山さんにお問い合わせ下さい.

村山綾・三浦麻子 (in press). 集団内の関係葛藤と課題葛藤: 誤認知の問題と対処行動に関する検討 社会心理学研究, 28(1).

要約本研究では、集団内で認知される関係葛藤、課題葛藤に注目し、それらが双方に誤認知される可能性、及び葛藤状況による対処行動の選好の違いについて検討した。2種類の葛藤の程度を操作し、組み合わせた4種類のシナリオについて、大学生231名が(1)課題葛藤と関係葛藤を認知した程度、(2)当該シナリオにおける対処行動の選好、を回答した。分析の結果、関係葛藤と課題葛藤の両方が、もう一方の葛藤として誤認知される可能性が示された。また関係葛藤がより強く認知される状況では、課題葛藤がより強く認知される状況よりも対処行動の選好が回避的になることが示された。双方の葛藤がともに強く認知される混在状況では、関係葛藤と同程度に回避的な対処行動が選好された。認知される葛藤の程度によって対処行動の選好が異なる点について、情報処理に関する二重プロセス理論に基づいて議論した。
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