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論文採録決定(実験社会心理学研究)

2013/01/29 14:39 に Asako Miura が投稿   [ 2013/01/29 22:31 に更新しました ]
三浦ゼミ/応用心理科学研究センター(CAPS)の博士研究員の村山綾さんを第一著者(かつCorresponding author)とする論文が,日本グループ・ダイナミックス学会の論文誌「実験社会心理学研究」に掲載されることが決定しました.掲載された雑誌の刊行はまだしばらく先になると思いますので,論文の詳しい内容については,村山さんにお問い合わせ下さい.

村山綾・三浦麻子 (in press). 集団討議における葛藤と主観的パフォーマンス-マルチレベル分析による検討-. 実験社会心理学研究.

要約: 本研究では、集団討議で生じる葛藤と対処行動、およびメンバーの主観的パフォーマンスの関連について検討した。4名からなる合計17集団(68名)にランダムに配置された大学生が、18分間の集団課題を遂行した。その際、討議開始前、中間、終了時に、メンバーの意見のずれから算出される実質的葛藤を測定した。また討議終了時には、中間から終了にかけて認知された2種類の葛藤の程度、および葛藤対処行動について回答を求めた。分析の結果、集団内の実質的葛藤は相互作用を通して変遷すること、また、中間時点の実質的葛藤は主観的パフォーマンスと関連が見られないものの、終了時点の葛藤の高さは主観的パフォーマンスを低下させることが示された。関係葛藤の高さと回避的対処行動は主観的パフォーマンスの低さと関連し、統合的対処行動は主観的パフォーマンスの高さと関連していた。関係葛藤と課題葛藤の交互作用効果も示され、課題葛藤の程度が低い場合は、関係葛藤が低い方が高い方よりも主観的パフォーマンスが高くなる一方で、課題葛藤の程度が高い場合にはそのような差はみられなかった。葛藤の測定時点の重要性、および多層的な検討の必要性について議論した。
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