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論文採択(2件)

2014/11/09 19:47 に Asako Miura が投稿   [ 2014/12/04 16:16 に更新しました ]
以下の2件の論文が『心理学研究』および『ヒューマンインタフェース学会論文誌』に掲載されることが決まりました.

三浦麻子・小森政嗣・松村真宏・前田和甫 (2015; in press).  東日本大震災時のネガティブ感情反応表出――大規模データによる検討―― 心理学研究, 86(2).

Abstract is HERE.
本研究では,東日本大震災に際する感情反応の表出について,主要なソーシャルメディアの1つであるツイッターに投稿されたツイートに含まれるネガティブ感情語の出現比率を分析することによって検討した。特にその時系列変化と日内変動のツイート中で言及されている災害(天災(地震と津波)あるいは原発事故)による差異に注目した。最初の巨大地震後にネガティブ感情の表出が急増し,天災に関するそれは時間経過と共に減衰したが原発事故は時間経過と相関がなかった。天災に関する不安の表出には深夜にピークをもつ概日リズムをもつ一方で,原発事故に関する怒りの表出は関連する重大事象に敏感に反応していた。これらの知見を,ソーシャルメディアにおける感情表出に関する先行研究と比較して,共通点と相違点について議論した。

キーワード:ソーシャルメディア,災害,大規模データ,感情反応,時系列変化

小森政嗣・前田和甫・三浦麻子・松村真宏 (2014). マイクロブログにおけるパーソナルネットワークの特性と流言拡散行動の関係 ヒューマンインタフェース学会論文誌, 16(4), 277-284

Rumors can easily spread on the microblogging service Twitter in the form of retweets, which are tweets that a user has forwarded to his/her followers. This study investigated the social network characteristics of Twitter users who retweeted rumors concerning the Great East Japan Earthquake. We targeted not only the users who spread the rumor that was delivered to their timeline but also those who did not retweet the rumor. Moreover, we investigated each personal network of the user and his/her followings and followers on Twitter, including the set of connections between them. Consequently, we found that the users who spread the rumors are characterized by lower centrality (lower degree and betweenness) and lower reciprocity (fewer mutual follow relationships).

Keywords : Twitter, rumor, personal network, centrality, reciprocity

いずれも,科研費基盤研究(B)「ソーシャルメディアによる情報伝播過程と社会的影響:大規模データに基づく実証的研究」(平成25年度~27年度)に基づくものです.当該科研費研究に関する詳細は,こちらをご覧下さい.
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