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論文公刊

2015/09/08 15:11 に Asako Miura が投稿
以下の論文が,『社会心理学研究』第31巻1号に掲載され,J-Stageで公開されました.どなたでも無料で,PDFとHTMLの両方でご覧いただくことができます.

三浦麻子・小林哲郎 (2015). オンライン調査モニタのSatisficeに関する実験的研究 社会心理学研究, 31(1), 1-12.
使用した質問項目のリスト:Open Science Frameworkにて公開しています

以下,Twitterで研究について説明した連続ツイートです.くだけた調子なことはご寛恕下さい.

Webモニタ調査、流行ってますよね。私たちもね、ご多聞に漏れずだったんですが、どうも「真面目にやってくれてない」人が結構いないか?って思ってたんです。データが信頼できないの気持ち悪いですよね。じゃあ実証してみましょ、がこの論文。
内容はとてもシンプルです。調査者にしたら「ちょっと長いけどまあ読んでくれるよね」と思いたい質問文にトラップをかけて、それにかかったかどうかでモニタを分類、かかった人とそうでない人でリッカート尺度の回答行動を見た。それだけ。
調査は2社で実施。実際のトラップ、それにかかったモニタがどのくらいいたか、心理尺度にかれらがどう答えたかは本文でご確認を。Web調査を素でやるのはまずい、と思うはず。こうした基準でサンプルを仕分けるのは国際的には当然になってます。
論文に目を通して下さった方は当然「で、こういうデータは実際俺たちの検証したいモデルをどうしちゃうんだ?」に関心を持たれますよね?そこまでしてくれないと…って。そこは数ヶ月先になりますが第2論文でやりました。ドラフトはあるよ。

このトピックで4回の調査をし、現在は4本目の論文を執筆中です。satisficeにどう立ち向かうか、研究者はもちろん、調査会社様にも是非目を逸らさずに考えていただきたい。それがわれわれ2人の願いです。 

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