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論文公刊

2016/03/30 14:53 に Asako Miura が投稿
以下の論文が『メディア・情報・コミュニケーション研究』に掲載されました.

三浦麻子・小林哲郎 (2016).  オンライン調査における努力の最小限化(Satisfice)傾向の比較:IMC 違反率を指標として メディア・情報・コミュニケーション研究, 1, 27-42.

本研究は,オンライン調査における努力の最小限化(Satisfice; 調査協力者が調査に際して応分の注意資源を割かない行動)について,特に教示を精読しないものに焦点を当てて,その出現比率が協力を依頼した対象集団によってどの程度異なるかを検討した。検出項目にはIMC (Instructional manipulation check) を用いて,ネット調査会社,クラウドソーシングサービス,大学の参加者プールの登録者を対象として,7つのサンプルからデータを収集した結果を比較した(n=22,646)。ネット調査会社モニタにおける努力の最小限化出現比率が,クラウドソーシングサービス登録者や大学の参加者プール登録者より高いことが示された。こうした違いは,回答に際する動機づけの差異によるものであり,それはモニタや登録者の管理方法に起因するのではないかと考えられる。

PDFはこちらから参照/ダウンロードが可能です.

なお,『メディア・情報・コミュニケーション研究』誌は,コンピュータベース・メディア,およびそこでの情報やコミュニケーションに関する行動科学研究,それらに関する研究手法や方法論を主な対象とし,従来の学術雑誌になじまないテーマや萌芽研究も扱うオープンアクセスジャーナルです.私も編集委員を務めております.是非よい論文の投稿をご検討下さい.
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